中国語検定二級初受験|自己採点では合否微妙…

2014年11月に中国語検定3級に合格してから、約2年弱。

中国語検定2級を目指して勉強してきました。なかなか中級の壁は高く、歯がたたない感じだったので、TECCやHSK5級を受験したりしながら、モチベーションを維持してきました。

そして本日2016年6月26日に、かなりまだまだ準備不足は否めませんが、勇気を出して
中国語検定二級
を初受験してきました。

1. 試験会場までの道のり

横浜の試験会場は、

ワークピア横浜

地下鉄みなとみらい線「日本大通り駅」 徒歩5分。

HSKの試験会場だった横浜国立大学よりずっとアクセスが楽でいいですね。

集合時間は13:30だったので、早めに試験会場近くに到着して、軽くお昼ご飯を食べることにしました。

2. ランチ&お茶を求めて~

3級受験の時に駅の構内でお茶をした記憶がありました。発見、サンテオレというハンバーガーショップです。早速ハンバーガーを食べて腹ごしらえ。

Sante Ole

13:00になったので試験会場のワークピア横浜に向かうことに。

途中に大戸屋を発見。次回はこちらでランチをしようかな~

3. 中国語検定試験会場到着

駅から近いのでたやすく試験会場に到着。二級は三階で実施されるようです。床に絨毯が敷かれていたり、ちょっとオシャレな会場でした。

中国語検定会場

横浜会場は3級の申込者が215名と一番多かったようで、2級は121名、準1級は40名のようです。

やはり、準一級となると、受験する方もかなり絞られ、この競争を勝ち抜いて合格するのはもはや奇跡のようにすら感じます。

4. 中検2級受験の感想

リスニングと筆記試験の2つに分かれていて、解答時間は120分でした。

筆記試験はHSKやTECCに比べて、比較的時間がたくさんある印象でした。次々に途中退出する方もいる中、最後まで粘って見直しました。

リスニング

スピードはHSKに比べて遅く感じますし、何しろ2回読んでくれるのが有難いです。

単語を知っていて聞き取れ、大体の意味が理解できるかにかかっています。

一回目のリスニングでは基本的にはあまりメモを取らず、大意の把握に努めるのですが、今回は最後の長文リスニングで、今回は「学生の何%はお小遣いは何元」というような数字の表現がひたすら続き、数字くらいはメモを取ろうしたけど間に合わず、ちょっとパニックになってしまいました。

気を取り直して問題を聞くと、パーセントが問いになっているのは一問だけだったので、二回目の時にはその部分に神経を集中して聞きました。

筆記試験

直前に問題集を再度解いてみたのですが、正答率が6割いかずに、受験を辞めたい気持ちになった筆記試験…

本番では知らない語彙もかなりありましたが、問題全体が見当もつかないようなものはあまりなく、継続して頑張れば合格できるようなレベルにまではきているなという実感でした。

2年前に2級の問題集を開いて絶望した頃に比べれば、だいぶん進歩したような気がします。

今回、語彙力が足りなくて全く見当もつかなかった問題を一問挙げておきます。

2(6) 下線を付した語句の意味として最も適当なものを①~④の中から1つ選び、その番号を解答欄にマークしなさい

这是你的终身大事,可不能有半点儿马虎啊。

①原谅 ②松劲 ③草率 ④害怕

「马虎」は「いい加減だ」という意味は分かっていたのですが、「松劲」と「草率」が見たことも漢字から検討もつかない単語だったため、迷った挙句「松劲」を選択しましたが、正解は「草率」。

「放松」が「楽にする」という意味だというのは知っていたので、何となく楽な方に流れる雰囲気かなーと思って選んだのですが、「松劲(sōng//jìn )」は「気を抜く」という意味らしく、意味の類推はあっていたのですが、正解ではありませんでした。

まさか、「草率(cǎo shuài)」が「いい加減である」という意味があろうとは、思いもよりませんでした。ピンインも全然予想した読みと違いました。

5. 中検2級自己採点

16:30過ぎに中国語検定のサイトを見てみると、もう試験問題の解答が公開されていました。

試験問題・解答 | 中検 | 中国語検定試験
中検の過去試験問題・解答

リスニング

自己採点してみると、できたと思っていた最初の会話のデキがひどすぎて、もう諦めかけていましたが、後半は何とか1問ずつの間違いに踏みとどまることができ、70点の合格ラインギリギリは取れたようです。

問題集を解いた時には長文が難しく感じましたが、意外と簡単な会話の方が聞き取れない単語があると会話を推測できずに致命的である気がしました。長文の場合、一部が聞き取れなくても流れの中から類推できるので、今回は点数が良かったようです。

  • 会話(A→B)   10/25点
  • 会話(A→B→A)  20/25点
  • 長文1                   20/25点
  • 長文2                   20/25点

あとはリスニングはマークミスがないことを願うばかりです。

筆記試験

今日は頭をフル回転させたので疲れました…

日本語訳(10点)と中国語訳(20点)の合計30点はどうなるか分かりませんが、マーク式の70点のうち得点できた部分が52点でした。

  • 長文          14/20点
  • 正しい文選択        8/10点
  • 下線と同義選択         6/10点
  • 空欄補充                16/20点
  • 長文(日本語訳除く)8/10点

残りの日本語訳と中国語訳で18点/30点を取る必要があるのですが、正解例とそっくり同じだったのは7問中2問だけだったので、かなり苦戦が予想されますね…

自己採点では合否は微妙だったので、正式発表まで淡い期待を維持しつつ、待ってようと思います。

コメント

  1. 汉语中级学习者 より:

    こんにちは
    私も渋谷ですが2級を受験してみました。
    ありえすさんと全く同じく学習を始めたのが2年前の7月です。
    (年齢もほぼ同じと思われます)
    結果は恐らく不合格・・・
    ヒアリングは問題なかったと思いますが、やっぱり語彙不足!
    目的が仕事だったので特に検定に特化した勉強はやってこず
    今の実力がどれくらいか試す意味で受験してみましたが、
    終わってみると多少手ごたえが有った分、悔やまれます。

    でも、あんなに沢山(渋谷の2級受験数は220名くらいでした。)の
    学習者がいて、皆、真剣に試験に取り組んでいるのを見ると
    凄く刺激になりました。
    次回、また勉強して受けてみたいと思います。

    P.S.
    長文問題を読み始めて小さい頃に両親が離婚して貧乏で・・・と
    なんて問題出してくるんだと考えていたら、途中で周星驰の話だと
    わかった時はニヤっとしてしまいました。

    • ありえす より:

      汉语中级学习者様、コメントありがとうございます!!
      語彙はどれだけ覚えれば、2級の筆記を楽に解けるようになるのか、ゴールが見えない感じですよね・・・
      私も試験を受ける1週間くらい前まではなかなかやる気が上がらなかったのですが、試験前の詰め込みと試験で刺激を受けたので、もう少し中国語を頑張ってみようと思います。
      P.S.
      「周星驰」って有名な方だったのですね!? 私は全然知りませんでしたが、汉语中级学习者様のコメントを見て、WIKIで調べちゃいました。
      少林サッカーは昔見たことがあるので、そんな有名人の長文問題かと思うと、ちょっと親近感が湧きますね!

  2. 中国駐在員 より:

    ありえす様

    いつも拝見しております。
    私は中国駐在歴が2年ちょっとです。
    上海で二級を受験したのですが、受験者は40名位でした。
    三級を今年3月に受験して、一気に二級を取ろうと思い3月から二級の勉強をしました。
    ヒアリングは何とか75点で、筆記はマークシート部分で54点でした。
    作文が苦手なので合格は微妙です。
    今回は過去問のレベルからすると少し易しめだったかもしれませんが余裕で合格というわけにはいきませんでした。
    中国にいるからといって中国語がうまくなるかというとそうでもなく(日系企業の現地法人の中国人社員は日本語がペラペラな方が山ほどいますし、顧客も日本人担当だったらしますから中国語は不要なことが多いです)、恥ずかしい限りです。
    中国駐在員の多くは「中検?そんなの取ってもしゃべれないから無駄無駄」という方が多くて結構孤独に勉強をしていたので、ありえすさんのブログはとても参考になりました。
    楽しみにしておりますので、今後共是非更新続けて下さい。

    • ありえす より:

      中国駐在員様
      コメントありがとうございます!!遠くの上海から私のブログを見て下さる方がいらっしゃるなんて、励みになります!!
      3級を受験した年に一気に2級受験とはすごいですね・・・私は3級受験した後、2級の過去問を見て語彙力の多さに愕然として戦意喪失したのを思い出します。
      確かに、日本語ペラペラな中国人は多いですよね。私は日本で仕事をしていますが同僚に中国人がたくさんいて、皆さん日本語ペラペラです。
      中国語を勉強していると言うと、「じゃ、中国語で話してみようよ」と提案されますが、彼らのペラペラな日本語の前で自分の中国語を話すのが恥ずかしく、せっかくのチャンスを生かしきれず、Skypeレッスンで発音の勉強をしたりしていました。
      日本語ペラペラな中国人は多いですが、中国語ペラペラな日本人は少ないから、頑張れば報われるはず、、、と信じて勉強を続けています。
      お互いに頑張りましょうね!!

  3. Amber より:

    こんにちは。
    きれいで見やすいブログで、とても参考になりました。
    私は昨年4月に中国語の勉強を始めました。正確には大学の第2外国語で中国語を取っていたんですが、当時はあまり勉強した記憶がありません。。。
    ありえすさんとは年代や保育園の子供がいる点(私は男性です)、今年の3月に横浜国大でHSK5級を受験したところまで同じだったので、HSK5級と中検2級のページは大変参考になりました。私はHSK6級の過去問があまりに難しくて、中検2級に鞍替えしようかと思って情報を探し始めたところです(軟弱ですよね)。
    中検2級もありえすさんのブログを読むとかなりの難度のようですね。私のHSK5級の結果は200点ちょっとでしたので、中検2級に合格するのはかなり難しそうですが、ありえすさんのブログを参考に勉強を始めようと思います。
    これからも本業や勉強の負担にならない程度に楽しいブログを続けてください。
    中検2級に合格していることをお祈りしています。

    • ありえす より:

      Amberさん
      コメントありがとうございます!!「きれいで見やすい」とはありがとうございます。実は、中国語検定2級の現実逃避から、有料サーバーをレンタルしてブログデザインを大幅に変更したりしてブログリニューアルしたので、その努力が無駄になっていないようで嬉しいです。
      HSK5級合格の後、中検2級・HSK6級はどちらも急に難易度があがりますよね…
      語彙力がやはり半端ないというか、片手間勉強ではなかなか難しいなと感じます。
      お互いに保育園の子どもとの時間も大切にしつつ、頑張りましょうね!!

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