中国語検定二級初期段階 – まずは語彙力強化!おすすめ参考書

3級合格後、勉強熱の冷めないうちに2級に挑戦しようと思い、過去問を見ましたが、全く歯が立ちませんでした。自信を持って答えられたのは2割くらいでしょうか・・・・・・・

まず解答の選択肢の単語が分からない

3級の時のようにいきなり問題集の「合格奪取!中国語検定2級トレーニングブック」に手を出すのは無謀に思えたので、まずは語彙力強化を狙って、下記の教材から手をつけました。

①キクタン中級編

2級レベルの語彙896語と成語112語の合計1008語を10週間でマスターするようになっています。10週間でマスターというのは超人出ない限り、難しいというのが9カ月終えた感想です。(アラフォーで記憶力低下中ということもあるのでしょうが・・・・・)

3級の時は敢えてキクタンを買って受験生のようにやらなくても、初級の重要な単語は何度も出てくるので自然に覚え、自然に覚えられなかった単語のみを中国語検定3級トレーニングブック 筆記試験編の巻末で補完して何とかなりました。

が、2級は単語数が多いけど、頻出ではないこと、また日本語と共通・似ている単語が多いので、あとは音声だけ定着させる単語も相当数あったので、キクタンを初めて買いました。

チャンツのリズムにあわせて不思議な感じですが、中国語→日本語→中国語なので、テキストなしで通勤途中でも使えます。

単語の発音対策には最高の本だと思います。最終的には中国語が流れた時点で漢字・日本語訳が即座に、浮かぶように、目指しています。時々、机に座って勉強する時間がとれる時はディクテーションしています。

購入後9カ月で、70パーセントくらいは発音できて何となく意味が分かるようになってきました。

今まで勉強してみて、キクタンで勉強して感じた限界も記載しておきます。
  • 2級の単語の難易度より若干易しい気がする。3級~2級への移行時にはすばらしいと思いますが、2級に確実に合格するには+αが必要だと感じます。他の本で補足する必要があるように感じます。 →私はそれを補う意味で②を購入しました。
  • 例文の音声がないため、なかなか単語の使い方が定着しない。 →私はそれを補う意味で②を購入しました。
  • 単語の意味を簡単に説明しているのみで、用法などの解説がないので、2級の試験で多い類義語の対策にはならない→類義語対策は、問題集で対応する予定。

という限界はあるものの、膨大な単語数を初見・初耳状態から、「あ、聞いたことある。あ、見たことある」というレベルに持っていくには最適の本だと思います。

②聴読中国語

「HSK6級・中検2~準1級に最適で、一般使用語の90%をカバーする4,600語」というキャッチフレーズに惹かれて購入。

まず本が小さめなで持ち運びに便利で、内容のボリュームが半端ではないです!音声のDVD-ROMには7時間52分収録というコストパフォーマンスは最高です。

通常スピードだけではなく、速読モードがあるのがいいです。

通常スピードだと単語の発音とかが挟まるのでリズム良く聞けないので、慣れてきた現在は速読モードのみ携帯プレイヤーに落として寝る時や通勤時に毎日聴いています。

9カ月たった現在、ようやく問題集にも着手していますが、以前のように歯がたたない状態は解消され、はっきり覚えていなくても「あれ、どこかで見たな」という単語が増えてきました。

中級の本らしく、中国語の文章のページにピンインがない・・・・・・ 仕方ないので、ピンインが分からない部分や声調が分からない単語は手書きで補足(文章の次のページに新出単語はピンインと意味が載っている)。

最初は「どうして同じページにピンインを載せてくれないのか」と不満でしたが、既に①のキクタンを勉強していたので、知らない単語数もさほどではなかったお陰もあり、手書きの方が知らないピンインが強調されていいと思うようにすらなってきました。

一点だけ難点を言うと、内容が何というか古めかしいというか、ちょっと退屈です・・・・・・でも、中国語の勉強と割り切れば、本当にすばらしい本です。

上記に加えて、キクタン中国語【慣用句編】中級レベルを購入しようか悩んでいますが、準一級では必要だけど、二級では効率を考えるとやらなくても・・・・という声も多いようで悩み中です。

語彙力をある程度つけたら、文法も把構文や補語など、3級では簡単にしか勉強しなかった部分を補強していく必要があります。

コメント

  1. api より:

    私も中国語検定2級を目指して早何年…という感じです。
    連続3回落ちて一旦止めて英語に走りました。TOEIC800点取って自信を取り戻して、京大卒のSEの方が中検2級を3度連続で不合格だったというブログを読んで、こんな頭の良い人でも失敗するくらい難しい試験なんだ!と思い、2015年に2度挑戦しましたが、つい先日の11月も落ちました。6月はリスニング95点、筆記66点、11月はリスニング50点、筆記84点でした。
    3級までは過去問何冊かといたら一発で合格したのですが、2級は難しいです。
    ありえす様がブログで書かれているような問題集も一通りやりました。
    キクタン【中級編】、リスニングトレーニングブック、聴読中国語、一ヶ月でできる総仕上げ、徹底攻略筆記完全マスター、過去問10年間分…。
    過去問は筆記は何度も説いたのですが、リスニングはトレーニングブックと聴読中国語で精一杯で、1冊もCD開封してませんでした。
    次の試験では合格したいのでリスニング問題全て解こうと思っているうちに、11月の試験終了から早1ヶ月近く経ちますが、未だCDを開封していません。
    あきらめかけていた時にありえす様のブログ読んで私も頑張ろうと思いました。

  2. ありえす より:

    api様
    コメントありがとうございます。6月リスニング95点、11月筆記84点だなんて、すごいですね!!
    準2級があったらいいと思うくらい、3級→2級の語彙数など難易度に差がありますよね…私は問題を解いていて2級はまだまだ合格できる気がしなかったので、今日はまずTECCを受験してきました。
    TECCで650~700点を越えてから中国語検定2級を受験してみようと思っています。2016年6月受験をとりあえず目指して頑張っております。

  3. ゎぷ より:

    同じく2人の保育園児をもつゎぷといいます。
    仕事柄中国語は使いますが、進歩は遅くなってきて、来年は一度力試しをしようと2級の勉強を始めました。
    今後学習の参考にちょくちょく拝見させてもらうと思います。
    宜しくお願いします!

  4. ありえす より:

    ゎぷ様、コメントありがとうございます。
    保育園のお子さん二人を抱えながらの勉強、大変ですよね。。私は試験前などは、少しでも勉強したいのですが、子供達との時間も大切にしたいし… あー、思いっきり勉強したいなーと、学生時代にはあまり感じなかった学習意欲向上中です。2級の壁は高そうですが、”加油” ですね!

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