网开一面:琅琊榜で覚える慣用句・成語表現(14)

中国語では、日常会話の中で成語や慣用句がたくさん使われるそうです。日本人の感覚だと、「どうしてそんな難しい表現でわざわざ…」と思う部分もありますが、中国語の中では成語・慣用句は、日本語の四字熟語やことわざ以上に使われています。

そのため、中国語検定準一級などの検定試験でも成語・慣用句の出題が多く、独学で勉強するものの、なかなか丸覚えでは頭に入ってきません。

そこで、中国宮廷ドラマの琅邪榜(ろうやぼう)を使って、そこに出てくる成語・慣用句を抜き出して覚える試みを続けています。第14話で出てきた慣用句・成語を見てみましょう。

スポンサーリンク

1. 第14話の慣用句・成語

第14話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。

①网开一面:犯罪者などに寛大な態度で対処する

我的把柄在你手上,你却要对我网开一面,需要我如何回报啊?
Wǒde bǎbǐng zài nǐ shǒushàng, nǐ què yào duì wǒ wǎngkāiyímiàn, xūyào wǒ rúhé huíbào a ?
証拠を握っていながら温情をかけるとは、何が狙いだ?

”网开一面(wǎngkāiyímiàn)”は、「四角な網の一方を開けておく」というのが原義で、転じて「犯罪者などに寛大な態度で対処する」ことを意味します。

”网开三面(wǎngkāisāmmiàn)”といも言います。

②轻举妄动:よく考えないで軽々しく行動する

侯爷只需记得我今日相劝不再轻举妄动
Hóuyé zhǐxū jìde wǒ jīnrì xiāngquàn búzài qīngjǔwàngdòng.
二度とみだりに動かないで下さい。

“妄(wàng)”は、「思うままに」という意味です。

③祸起萧墙:災いが内部に起こる

日后若是祸起萧墙,可否念在小儿与苏先生相结为友的分儿上救他一命。
Rìhòu ruòshi huòqǐxiāoqiáng, kě fǒu niànzài xiǎoer yǔ Sū xiānshēng xiāng jié wéi yǒude fèner shàng jiù tā yīmìng.
今回の件が露見した場合、蘇先生と交流がある我が息子を助けて欲しい。

④一模一样:よく似ている、瓜二つ

虽然与令公子不完全一模一样,但足以瞒人耳目了。
Suīrán yǔ lìnggōngzǐ bùwánquán yìmúyíyàng, dàn zúyǐ mánrén ěrmù le.
ご子息と瓜二つとはいきませんが、欺くには十分でしょう。

⑤告御状:(上役や上司に)訴える、告げ口をする

那文远伯连夜拉着何敬中进宫告御状这样一闹,就是陛下有心偏私也做不到了。
Nà Wényuǎnbó liányè lāzhe Héjìngzhōng jìngōng gàoyùzhuàng zhèyàng yínào, jiù shì bìxià yǒuxīn piānsī yě zuòbudào le.
夜中に皇宮に何敬中を突き出せば、陛下とてさすがに恩情は与えない。

⑥一鸣惊人:一度やりだすと人を驚かすようなすばらしい成績をあげる

你还真是一鸣惊人啊。
Nǐ hái zhēnshì yìmíngjīngrén a.
お前には驚いたよ。

⑦一分为二:一つのものが二つのものに分かれる、いかなる事物にも二つの面がある

并不是简单的只有是非黑白可以一分为二
Bìng búshì jiǎndānde zhǐyǒu shìfēi hēibái kěyǐ yìfēnwéièr.
簡単に白黒つけられるものではない。

⑧勤能补拙:苦労をすれば、非才を補う

有道是勤能补拙,知道你的资质差呢,就更该努力才是。
Yǒu dàoshì qínnéngbǔzhuō, zhīdào nǐde zīzhì chā ne, jiù gēng gāi nǔlì cáishì.
素質が劣っているなら努力すべきよ。

”勤能补拙(qínnéngbǔzhuō)”は、「勤勉であることは、才能の欠如を補うことができる」という意味です。私も中国語の才能はないですが、勤勉に頑張って補おうと思います!

⑨忠心耿耿:忠誠心が固いさま

大统领忠心耿耿
Dàtǒnglǐng zhōngxīn gěnggěng.
(蒙大統領が忠誠心が固いのに杖刑に処されたので)納得いきません。

2. 琅琊榜 第14話あらすじ

大みそかの夜

祭典の儀で火薬を仕掛けたのが言侯の仕業だと知った梅長蘇は、豫津のためにも引き返してほしいと説得、言侯は手を引くことに応じる。

その頃、吏部尚書の何敬中は息子の死罪が確定した心労で寝込んでいた。

誉王は何敬中が公務に戻るよう、刑部に何敬中の息子の替え玉を用意させる。

だが梅長蘇がその情報を謝玉が察知するように流したため、何敬中は息子を逃がす現場を押さえられてしまう。

そして大みそかの夜、皇宮や各屋敷では年越しの宴が開かれていた。だが禁軍が護衛する太監の一行が何者かに襲われてしまい…。

決して親子仲がいいとは言えない豫津と豫津の父 言侯。言侯は実は皇帝暗殺を企てていたことが判明。

世捨て人のようにしていた言侯は、実は中では自分の最愛の人 辰妃の命を奪った皇帝に対し、激しい復讐心を持っていたのです。梅長蘇に説得された言侯は暗殺を諦めるとともに、大みそかの夜に豫津に今までのことを全部告白。

父親から放任され、遊びまわっていた豫津ですが、ようやく父の苦悩を理解し、親子の絆が深まって、まさに「雨降って地固まる」ですね! 梅長蘇が言侯を説得するときの、理路整然とした説得が見どころでした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. yone より:

    琅琊榜めちゃ面白いですよね。
    CS放送でやってる時に全部見ました。
    中国語はわかりませんが、中国歴史ドラマをたくさん見てるうちに、役に立ちそうもない中国語を結構覚えてしまいました。娘娘息怒とか。。。

    • ありえす より:

      yoneさん
      コメントありがとうございます。琅琊榜は本当に本当に面白いですよね!
      確かに、「娘娘息怒」とか、使う機会もないし、「陛下(ビーシャー)」とか変な単語ばかりが頭に残りますよね(笑)
      中国語を勉強するなら、もっと現代ドラマを見た方が効率的なのでしょうが、琅琊榜が面白いので止められません。