悬崖勒马:琅琊榜で覚える慣用句・成語表現(17)

中国で大人気だった中国宮廷ドラマの琅邪榜(ろうやぼう)を全54話を見続けていますが、よようやく3割の17話まで到達しました。

日本語字幕と簡体字字幕の両方で見るので、1話40分くらいのドラマですが、かなりの時間がかかっています…

1. 第17話の慣用句・成語

第17話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。

①悬崖勒马:危険の一歩手前で踏みとどまる

还望父亲能够悬崖勒马,别让两家人跟您一起误入歧途。
Hái wàng fùqin nénggòu xuányálèmǎ, bié ràng liǎngjiārén gēn nín yìqǐ wùrù qítú.
これ以上両家が道を外していいのですか?

”悬崖勒马(xuán yá lè mǎ)”は、「断崖に臨んでウマの手綱を引き締める」ことから転じ、「危険の一歩手前で踏みとどまる」という意味です。

②炙手可热:飛ぶ鳥をも落とす勢い

为父现在手中是握有大权炙手可热,可你知道这是谁的权力,这必须是未来陛下的权力。
Wéi fù xiànzài shǒuzhōng shì wò yǒu dàquán zhìshǒukěrè, kě nǐ zhīdào zhèshì shéi de quánlì, zhè bìxū shì wèilái bìxià de quánlì.
今の私には大きな権力があるが、維持できるかどうかは未来の陛下次第だ。

”炙手可热(zhì shǒu kě rè)”は、「手をかざせばやけどしそうである」ことから転じて、「飛ぶ鳥をも落とす勢い」という意味です。

③一丝一毫:ごくわずか

从今往后咱们的事一丝一毫都不能让他知道。
Cóngjīn wǎnghòu zánmen de shì yìsīyìháo dōu bùnéng ràng tā zhīdào.
今後は我らの行動を一切知られてはならん。

④草菅人命:人の命を粗末にする

他们就能如此草菅人命吗?
Tāmen jiù néng rúcǐ cǎojiānrénmìng ma ?
命を何だと思っている。

”草菅人命(cǎo jiān rén mìng)”は「人命を野草のように刈る」ことから転じ、「人の命を粗末にする」という意味になっています。

⑤小题大做:ささいなことを大げさに取り扱う

兵部凭什么要小题大做抓着你不放。
Bīngbù píng shénme yào xiǎotídàzuò zhuā zhe nǐ búfàng.
なぜ兵部がわざわざ騒ぎ立てる必要が?

⑥一手遮天:真相を隠す

如今在朝堂之上,太子根本就没有办法一手遮天
Rújīn zài cháotáng zhī shàng, tàizǐ gēnběn jiù méiyǒu bànfǎ yìshǒuzhētiān.
もう皇太子は罪を逃れられません。

”一手遮天(yì shǒu zhē tiān)”は、「片手で天を遮る」ことから転じて、「権力を笠に着て手段を弄し、衆人の耳目をふさぎ真相を隠す」という意味になっています。

⑦胆大包天:大胆不敵である

这个韩礼实在是胆大包天,竟然敢视法度于无物,儿臣未能及早察觉,实在是难辞其咎。
Zhège Hánlǐ shízài shì dǎndàbāotiān, jìngrán gǎn shì fǎdù yú wúwù, érchén wèi néng jízǎo chájué, shízài shì náncí qí jiù.
まさか韓礼が大胆にも不正に手を染めるとは。気づかなかったことは私の責任です。

⑧吃哑巴亏:損をしても黙っているしかない、泣き寝入りする

兵部这次算是白白哑巴亏
Bīngbù zhècì suànshì báibái chī le yǎbakuī.
兵部の訴えは無駄となった。

⑨受宠若惊:(身に余るもてなしや待遇を受けて)驚き喜ぶ

能得到江左梅郎的邀请,我真是受宠若惊
Néng dédào Jiāngzuǒméiláng de yāoqǐng, wǒ zhēnshì shòuchǒngruòjīng.
“江左の梅郎”のお招きだ。身が震えるほどの栄誉である。

⑩不速之客:招かれざる客

好在先生今天请的都是一些相熟之人,否则加了本王这么一个不速之客,大家都不得尽兴。
Hǎozài xiānshēng jīntiān qǐng de dōushì yìxiē xiāngshú zhī rén, fǒuzé jiā le běnwáng zhème yīge búsùzhīkè, dàjiā dōu bùdé jìnxìng.
顔なじみの客人がいてよかった。招かれざる客だと今日を削いでいたぞ。

2. 琅琊榜 第17話あらすじ

闇炮坊

戸部尚書の沈追はついに闇炮坊の事案を上奏するが、更に皇太子に追い討ちをかけたい誉王は配下に命じて闇炮坊を爆破する。甚大な被害が生じれば皇太子の罪をもっと重くできるからだ。

現場を訪れた梅長蘇は、闇炮坊の爆破を誉王に指示したのではないかと靖王に疑われ、それを聞いた霓凰は激怒する。

闇炮坊の爆発により、皇太子は謹慎を命じられ朝政に関与することも禁じられるのだった。一方、蕭景睿は父親の謝玉が卓一家を利用していることに心を痛めていた。

そんな折、蘇宅の庭の改修が終わり、蒙大統領や霓凰、景睿、豫津など友人たちが蘇宅に招かれる。そこへ誉王も秦般弱を連れて現れ…。

靖王は梅長蘇が自分の親友だった林殊だと気づいておらず、ただの策士だと思っているので、闇炮坊の爆破を誉王に指示したのではないかと疑ってしまいます。

それを必死でかばう霓凰のうっすらとした涙目…  そんなに梅長蘇に肩入れしたら、梅長蘇=林殊だとバレてしまわないか心配になるような場面でした。

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