老谋深算:琅琊榜で覚える慣用句・成語表現(28)

中国語の勉強捗っていますか? 中国語は中級がとてつもなく長いので、もはや勉強が趣味でなければ継続するのは難しいと感じています。

中国語は文法は比較的簡単ですが、慣用句・成語などの語彙力が難しいものが多いです。漢字で推察できる日本人なのでかなり有利ではありますが…

楽しみながら熟語力をつけるために、中国宮廷ドラマの琅邪榜(ろうやぼう)を見ながら、慣用句・成語を覚えています。

1. 第28話の慣用句・成語

第28話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。

①老谋深算:深思熟慮する、用意周到である

苏先生是个多面人,有时候老谋深算到让我心寒,有时候却又觉得他胸中自有丘壑绝非凡俗中人。
Sūxiānshēng shì ge duōmiànrén, yǒushíhou lǎomóushēnsuàn dào ràng wǒ xīnhán, yǒushíhou què yòu juéde tā xiōngzhōng zìyǒu qiūhè juéfēi fánsú zhōngrén.
驚くほど利に徹することもありますが、時に感じます、胸に確固たる志を抱いていると。

②趋炎附势:権力のある人に取り入る

都是那些小人们趋炎附势罢了。
Dōu shì nàxiē xiǎorénmen qūyánfùshì bale.
媚びへつらう者たちのうわさです。

③走着瞧:おぼえてろ

萧景琰,咱们走着瞧
Xiāojǐngyǎn, zánmen zǒuzheqiáo.
蕭景琰よ、見ているがよい。

”走着瞧(zǒu zhe qiáo)”は、「しばらく成り行きを見守る」で転じて「おぼえてろ」という意味になります。

④手忙脚乱:てんてこ舞いをする

朕知道你素有班底当不会临时手忙脚乱
Zhèn zhīdao nǐ sùyǒu bāndǐ dāng búhuì línshí shǒumángjiǎoluàn.
例年の顔ぶれで行えば、任務が滞ることはない。

2. 琅琊榜 第28話あらすじ

次なる対抗者

「翔地記」を読んだ静妃は、靖王に蘇先生への恩を胸に刻むように重ねて言い含め、靖王と同じ点心を蘇先生にも渡すように命じる。

一方、靖王はついに五珠親王へと封じられ、七珠親王である誉王に迫る勢いだった。

靖王の評判に誉王と皇后は激怒し、靖王を皇太子に代わる新たな敵と見なす

そんな中 戸部尚書の沈追が靖王の屋敷を訪れる。毎年 凶作の地域には朝廷から救済金が支給されていたが、長年、皇太子や誉王によって不正の温床となっていた。沈追は靖王に救済の責任者としての任を勝ち取ってほしいと訴える。

「翔地記」を読んだ静妃は梅長蘇が林殊ということに気づいたようです。さすが、洞察力に優れた静妃ですね。だけど、それを軽々しく靖王に伝えず、ただ重々礼を尽くすようにと助言するに留まります。

靖王はついに誉王との直接対決になってきました、皇太子は自滅した感がありますが誉王は手ごわいので頑張って欲しいですね。

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