愧不敢当:琅琊榜で覚える慣用句・成語表現(18)

中国宮廷ドラマの琅邪榜(ろうやぼう)で慣用句・成語の語彙力アップを試み中!

全54話のうち、第18話に出てきた語彙を学んでいきましょう。

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1. 第18話の慣用句・成語

第17話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。

①愧不敢当:どうも恐れ入ります

苏先生如此厚赠愧不敢当,在此谢过。
Sū xiānshēng rúcǐ hòuzèng kuìbùgǎndāng, zàicǐ xièguò.
このような貴重な品を感謝します。

”愧不敢当(kuì bù gǎn dāng)”は、「恥ずかしくて頂けません」という意味で、与えられた栄誉や贈り物に対する謙譲語として使われます。

②俯首帖耳:きわめて従順なさま(けなす意味)

你是禁军大统领大梁第一高手,掌管五万禁军会轻易地对一个谋士俯首帖耳吗?
Nǐ shì Jìnjūn dàtǒnglǐng dàliáng dìyī gāoshǒu, zhǎngguǎn wǔwàn Jìnjūn huì qīngyì dì duì yīge móushì fǔshǒutiēěr ma ?
梁一の猛者で5万の禁軍を束ねるあなたが、謀士の言いなりになるか?

③推心置腹:誠意をもって人に当たる

若非推心置腹信任无闻,我又怎么可能把这条关系到生死存亡的密道告诉你呢。
Ruòfēi tuīxīnzhìfù xìnrèn wúwén, wǒ yòu zěnme kěnéng bǎ zhètiáo guānxi dào shēngsǐ cúnwáng de mìdào gàosu nǐ ne.
絶対の信頼がなければ、私が抜け道の存在を教えるわけがない。

④固若金汤:守りがこの上もなく堅固であること

他是能把宅子造得固若金汤呢。
Tā shì néng bǎ zháizǐ zào de gùruòjīntāng ne.
私兵を隠しているわけでもあるまい。

⑤沸沸扬扬:多くの人ががやがやと盛んに取り沙汰するさま

当年莅阳姑姑跟一位南楚质子日久生情,这一桩风流事还曾经闹得京城上下沸沸扬扬的。
Dāngnián Lìyáng gūgu gēn yī íwèi Nánchǔ zhìzǐ rìjiǔ shēngqíng, zhè yìzhuāng fēng liú shì hái céngjīng nàode Jīngchéng shàngxià fèifèiyángyáng de.
莅陽叔母上が人質と深い仲になり、都を大いに騒がせたそうだ。

⑥心甘情愿:心から願う

姑姑嫁给谢玉肯定不是心甘情愿的。
Gūgu jiàgěi Xièyù kěndìng búshì xīngānqíngyuàn de.
叔母上も望んで嫁いではいまい。

⑦未雨绸缪:まずよく準備してから事を行う

先生你未雨绸缪,倒像是一副有备而来的样子。
Xiānshēng nǐ wèiyǔchóumóu, dàoxiàng shì yífù yǒubèi érlái de yàngzi.
早々と仕込んでいたように思えるな。

”未雨绸缪(wèi yǔ chóu móu)”は、「雨が降らないうちに、窓や戸を修繕する」という意味から転じて、「まずはよく準備してから事を行う」、「転ばぬ先の杖」という意味です。

⑧如火如荼:勢いがはげしいさま

人家都说此消彼长,可他俩斗得如火如荼的,光见消了也没见长哪儿去,是不是挺奇怪的吧。
Rénjiā dōu shuō cǐxiāo bǐzhǎng, kě tā liǎ dòu de rúhuǒrútú de, guāng jiàn xiāo le yě méijiàn zhǎng nǎer qù, shìbúshì tǐng qíguài de ba.
利は害を伴うけど、争った結果、害ばかりで利は見えないときてる。

”如火如荼(rú huǒ rú tú)”は、「赤い軍服と白い軍服をつけた大軍を遠くから眺めたさま」で、「勢いが激しいさま」を表します。

⑨一塌糊涂:めちゃくちゃである

真可谓是乱得一塌糊涂
Zhēn kěwèi shì luàn de yītāhútu.
職務を果たすどころではない。

⑩置身事外:(事件に巻き込まれないように)局外に立つ

你呀,总是这么置身事外,朕白问了。
Nǐ ya, zǒngshì zhème zhìshēnshìwài, zhèn báiwèn le.
いつも局外に身をおきおって。

2. 琅琊榜 第18話あらすじ

静なる動き

梅長蘇が秦般弱や夏春に屋敷を探らせたのは、秘密の抜け道が万全かどうかを確かめるためだった。

そんな中、秦般弱は紅袖招を訪れた南楚の皮商人から、その昔 人質として梁に来た南楚の王族と莅陽長公主が恋仲になったこと、そして更なる興味深い話があることを耳にする。

一方、吏部尚書と刑部尚書が罷免となったことで、梁帝は後任選びに頭を悩ませていた。

そこへ報告のため参内した靖王との何気ないやり取りから、梁帝は刑部尚書の代理に、靖王と共に慶国公の事案を担当した蔡荃を任命するのだった。

「そこへ報告のため参内した靖王との何気ないやり取りから梁帝は刑部尚書の代理に、靖王と共に慶国公の事案を担当した蔡荃を任命するのだった」とありますが、このさりげない靖王の発言は、梅長蘇の入れ知恵のような気がしませんか?

疑い深い陛下に対し靖王が、「蔡荃が代理にいいと思います」と言えば、靖王と蔡荃がつながりがあると疑われてしまいますが、さりげなく話題に出して、最終的には陛下に気づかせる…

どうも偶然とは思えないです。物語の中では梅長蘇の入れ知恵だという場面は出てきていませんが、きっとそうに違いないと勝手に推察して楽しんでいます。

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